10/9(土) 富士チャレンジ200

4時半起床。パスタを詰め込み、家内に藤沢駅まで送ってもらって5時15分発の東海道線で出発。国府津御殿場線に乗り換えJRの足柄駅へ7時前くらいに到着。どうにかここまでは小雨程度で済んだ。先に車で会場入りしているTrek先輩から既に現地は雨の情報あるので100円ショップの雨合羽を羽織ってゆるゆるとサーキットまで登る。

ほとんど濡れずに会場到着。受付終了。スタートまでにずぶ濡れになることを覚悟していたので助かった。ゼッケン張ったり準備していると爽やかに普段着のTrek先輩、S木兄弟さんが登場。「じゃ、俺ら帰るから!」・・・マジですか。じゃあその100kmの部の方に代走すればよかった。。。

相当サゲサゲなテンションで8時20分にコースオープン、一応2列目に並ぶ。同時に雨足強くなる。周囲もかなりテンション低め。「途中で打ち切りにならないかなあ」とか。激しく同意。

40分待って冷え切った9時にスタート。第一コーナーを回った時点で既にシューズのインソールまでぐちょぐちょ。1周目はローリングスタートで比較的ゆったりなのだけど、、、あ、いきなりヘアピンコーナーで3名ほど落車してる。サーキットのスムーズな路面はこの雨でスケートリンクダンロップコーナーからの登りはダンシングするだけでリアが滑る。
2周目からレーススタート。だけど第一コーナーやコカコーラコーナーはツルツルでいつ誰がこけるか分からない状態。とてもじゃないけど車間詰めてコーナーに入れない。車間詰めるとタイヤの雨水はね上げで前見えないし。ということでまともな集団も組めずに安全走行。4周目くらいで先頭を見失って、あとは自分と周囲の無事を祈りながら周回を重ねる。更に霧まで出てきて雨も強まりかなりヤバイ状態。いつ中止になるかなあ、と思いつつ一応100kmまで頑張ろう、と目先の目標を設定して取り敢えず頑張る。周囲はずっと救急車が走り回ってる。
こんなコンディションのお陰で先頭もそんなにペースが上がらない模様で、100kmまで1回だけしかラップされなかった。22周、100km通過で2時間42分(1周7分20秒平均)ちょうど。昔の記録が100km2時間38分くらいなので(Dryコンディション)そんなに悪くないなあ、と思いながら、トイレも水もまだ持つのでピットインをもう少し我慢。25周目くらいに登りでサングラスの曇りを拭いていたら、コンタクトがずれる。途中に停まっていた関係車両に立ち寄ってサイドミラーで直す。3分くらいロス。これで気持ちも切れ気味になってすっかりサイクリングモード。200kmまとめて走れるのもいい機会だから、サイクリングになっても進もう、と苦しくないレベルで進む。1周のラップは8分くらいまで落ち込む。
30周ちょうどでボトル2本(レモンティーとトップテン2本入り)がカラッポになってピットイン。トイレとボトル補給(今度は水とCCD)してパワーバーを1本食べてリスタート。10分近く休んだかも。少し元気と集中力が戻って踏み始める。ストレートからダンロップコーナーまでは先頭集団でも全然苦にならないのだけど、登り1kmで完全に遅れるなあ。ここで集団からこぼれてまた次の集団、という具合。
40周手間くらい、最後が見えてきたところのコカコーラコーナーで痛恨のスリップ。50km/hくらいは出てたかな。これまでと同じペースだったのだけど、一段と雨が強くなって滑りやすくなっていた模様。結構派手にやっちまいました。左腰を擦ってバイクパンツが破れ、左のSTIが曲がった。でもその他は影響なかったので係員さんに一通り問題なしの確認をしてもらって復帰。でももう完全に失速。あとは4周ほど流してゴール。最後は8分30秒以上のラップタイムだったなあ。
5時間57分13秒、101位。

後半はかなり流していたのでそんなに大きな疲労はないものの、あのスリッピーな路面で6時間も走っていた精神的な緊張感で猛烈に疲れた。一瞬も目線を外せないので首/肩のハリが酷い。でも7月のチェジュよりマシ。あれは今回並の雨に加えて暴風と霧。50m先も見えない状態で初めてのダウンヒルに臨むよりは同じコースを何周も、って方が精神的には楽だったかも。と思うことで何とか完走しました。

今回の補給:パワーバー1本、ザバスピットインゼリー1個、トップテン2本、グリコCCD 500ml、カーボショッツ3本。