宮古島レポ(ラン)

あっという間に1週間以上。いかんいかん。

バイクが非常に楽だったのでランの目標の3時間50分は軽く出るかな、3時間50分なら9時間15分も有り得るな、とホクホク顔でランコースに出て行ったのだけど、、、最初の5kmこそ27分フラットだったものの、徐々にペースが落ちる。5−10kmは28分少々、10−15kmは29分。体感的に13kmくらいまではかなり軽いペースだったのにタイムが出ないのが不思議だったのだけど、15km手前で一気に辛くなった。ちょうどこの辺で先頭とすれ違う。TOP3が外国人。続いて西内君の足取りが軽い。何とか日本人に表彰台に食い込んで欲しい。
辛くなったのは急激に気温が上がったのも効いているのだと思う。往路、城辺の下り坂で稼いでも15−20kmは30分切るのがやっと。特に折り返し付近はヒトカケラも日陰がなくエイドとエイドの間が果てし無く遠く感じられた。
21kmで折り返した所の正式計時では往路21kmを2時間00分14秒。ここでガクッと精神的にも落ち込んだ感じ。同じ日照りの中を復路は暫く登り基調。城辺への坂は歩かないことだけを自分に課してクリア(歩いても速度は変わらないんだけど、一度歩くことを許すと際限なくなるので)。坂の手前でF氏とすれ違う。その差、約19分。これならキロ1分近く追い上げられないと追いつかれないし、流石にそんなことはないだろう。セーフティかな?

とはいえ、21−30kmの9kmに58分近くも掛かる。全く安心できない。途中、家内やその他知り合いとすれ違うのが唯一の気の紛れ。85位くらい、と沿道から教えられ、最低目標のシード権までそんなに余裕がないことも確認。少しでも歩くと絶対に100位を割り込む。そんな中、30km付近から韓国人選手と並走。言葉は通じないんだけど、励ましあってペース維持。お陰で30−35kmは30分ちょうどに復活。

35kmでその韓国人に置いていかれて大ピンチ。ここからは根性のみ。あとで写真みても殆どのシーンで目をつぶってる。本当に目も開けられないくらい辛かった。特に膝や足首など具体的な痛みがなかったので本当に純粋に疲労からくる辛さ。ラスト2kmはあんまり記憶が無い。多分前走者にひたすら付いていったんだろう。ラスト7.2kmは42分24秒だった。

気がつくと競技場。結果として予定の9時間半から4分遅れ。応援者から見ればほぼ定刻で予定組み易かったんだろうな。無事に母親と子供2人とゴールテープを切れました。ああ、辛かった。

家内は予定の12時間を上回る11時間40分でゴール。1月まで何にも運動してなかったのに、、、恐るべきポテンシャルでした。

取り敢えず主観的なレースレポでした。レースの分析、反省点はまた別途纏めます。