全日本デュアスロン宮古島(第二ラン〜)

ということで続き。

<第二ラン>
ランに移った時点で200位前後だろうな、という感触はあったので、もう結果は追わずに淡々と自己満足として4時間は切ろう、という目標で足を進める。
最初10㎞まではそこそこ脚は軽かったものの徐々に重くなり、5㎞30分ペースが厳しくなる。折り返しまではペース維持できたものの、24㎞地点の登りでペースダウン。歩きはしなかったけど、ここで5㎞31分台まで落ち込む。ここからは相当苦しむ。カロリーも摂取しにくくなり、口に入れるのはコーラとオレンジだけ。例年と違うのは寒いこと。ペースダウンすると低体温になるかも、と必死で歩みを進める。
35㎞地点からの残り表示が出ても苦しいのみ。完走できる気がしないくらい辛い。ちょうど第一ランの分だけ余計なのかな??
何とかボロボロの落ち込みだけは避けて競技場にたどり着く。悔しいレースだけど、やっぱりゴールは嬉しい。次回に向け、何が足りなかったかを反省しながらのほろ苦いゴールテープを切った。

ランのラップ、手元計時は以下の通り。
〜5㎞ 28分03秒、〜10㎞ 28分22秒、〜15㎞ 29分30秒、〜20㎞ 29分50秒、〜25㎞ 31分11秒、〜35㎞ 1時間1分56秒、〜40㎞ 31分01秒
ランタイム 4時間15分37秒、317位

総合 9時間52分53秒 226

<分析>
惨敗理由を短絡的に考えるとデュアスロン化したレースへの対応力不足。トップ選手に顕著なように概ねスイム得意な選手は大幅に順位を落とし、ラン得意な選手は順位を上げていた。とはいえ、第二ランの順位が317位というのは昨年のラン順位167位に比べて単純に力不足が露呈している。とにかく弱かったということ。
長期的な視点から考えると年間のスケジューリングの失敗。1月の100㎞マラソンのダメージが予想以上に長引いて宮古に向けたトレーニング計画がこなせなかった。3月末の数字上の帳尻はあっていたものの、走り込みの蓄積が足りないことが本番で明らかになってしまった。
これで宮古のシード権も失った。新たにチャレンジを他に求めるか、宮古の宿題は宮古で返すか、悩ましいところ。
だからトライアスロンは面白い。